Faithless Street


【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 1件
[5点] まずはStranger's Almanacからどうぞ
Stranger's Almanacの成功の功績か、初期の楽曲を含めて再発されたデビューアルバム。Stranger's Almanacが完璧にコントロールされた「作品」であるのに対し、本作は良い意味でスカスカで、とっ散らかった印象がある。逆に言えば、センサーのかかっていない、激情のほとばしりをそのスカスカなサウンドの間に見出すことができ、生々しい。グループとしてのサウンド的にはまだ実験段階のようで、先祖の尾ひれがそこかしこに覗きほほえましいが、楽曲にはこの頃から同カテゴリのグループから一線を画す輝きがあった。Stranger's Almanac収録の名曲”Excuse Me While I Break My Own Heart Tonight”と"16 Days”はここでプリミティブな形を知ることができる(この2曲は後のバージョンも素晴らしいが、それとは違った良さがあり甲乙つけ難い)。また解散後ソロアルバムを出すCaitlin Caryがリードボーカルをとるワルツ”Matrimony”が瑞々しく、このアルバムに花を添えている。もしWhiskeytownを始めて聴くというのなら、Stranger's Almanacがピッタリだろう。ただし、そのウィスキーの良さを知ってしまったら、Faithless Streetでしか味わえない「醸造したての若さ」を存分に堪能できるはずだ。 (2004-03-04)
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Tag : Whiskeytown